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【file9】(Part1)イエス=キリストを知りたいあなたへ

 

 

 もうすぐ1年が終わりますね!そしてこれから一大イベントであるクリスマスがやってきます!

 

 皆さんはクリスマスはどのように過ごす予定ですか?私は、ひたすら図書館にこもってお勉強です。笑
  

 

 そもそもクリスマスというのはイエス=キリストの生誕を祝う日でして、恋人とイチャイチャする日ではありません!笑笑

 


 というわけで、今回はクリスマス直前企画としましてイエスの生涯、そしてキリスト教についてまとめていきたいと思います。

 


 かなり長いので、今回はイエスの誕生から少年期までを書きます!

 

 

①イエス=キリストを知る前に

 

 まず、キリスト教創始者エスの生涯は『聖書』によって記されています。


 その聖書は『旧約聖書(きゅうやくせいしょ)』と『新約聖書(しんやくせいしょ)』の2種類が存在します。イエスの生涯は新約聖書に記されていますが、その前提として旧約聖書も重要になって来ます。

 


特徴を以下にまとめます。


⚪️旧約聖書ユダヤ教の教典。イスラエルの神話や歴史、詩歌、予言が書かれています。新約聖書のベースにもなっています。

 

⚫️新約聖書…イエスの生涯が記されています。主に以下の4つから構成されています。

 

福音書(ふくいんしょ)…イエスの生涯とその言葉を伝えるもの 

 

使徒言行録(しとげんこうろく)…使徒たちの宣教活動を記したもの

 

③書簡(しょかん)…使徒たちがやりとりをした手紙

 

ヨハネの黙示録(もくじろく)…予言書

 

 その中でも特に重要なのが、①の福音書になります。福音とは「良き知らせ」という意味です。

 

 この福音書は、マルコ、ルカ、マタイ、ヨハネの4人の人物がそれぞれ書いたものが収録されています。

 

 特徴として、マルコ、ルカ、マタイの福音書は共通部分が多いのですが、ヨハネ福音書は内容的にも思想的にも、前者と一線を画しています。

 

 前置きはこれくらいにしまして、これからイエスの生涯について書いていきます。

 

 

②マリアの妊娠

 

 イエスの母をマリアといい、父をヨセフといいました。2人は婚約したばかりでした。

 


 ある日のこと、マリアの前に天使ガブリエルが現れます。

 


 「おめでとう、恵まれた方!あなたは身籠って男の子を産みますが、その子を『イエス』と名づけなさい。その子は偉大な人となります!」

 

と告げられます。

 


 これを「受胎告知(じゅたいこくち)」といいます。そして、本当にマリアは妊娠してしまいます。


 

 マリアがいつの間にか妊娠したことを知ったヨセフは衝撃を受けました。ヨセフは、まだマリアと男女の関係を持っていなかったのです。

 

 

この時代、婚約も結婚と同じとみなされ、その間に別の男性と関係を持った場合は死刑となります。

 


 マリアを思うヨセフはひそかに婚約を解消しようとしました。

 


 しかし、事態は一変します。

 


 ヨセフの夢の中で天使が現れます。そしてお告げをされます。

 


「あなたの婚約者であるマリアが、精霊によって子を宿します。そして、その子は救い主となるでしょう。だから、救い主を意味する『イエス』と名付けなさい。」

 


 目が覚めたヨセフは、このお告げを信じ、マリアを正式に妻として迎えることにしました。
 

 


③イエスの誕生


 イエスが生まれたのは馬小屋でした。

 


 その当時のローマ皇帝は、全ての住人に住民登録をするように命じました。この手続きは自分の祖先の地でしなければなりませんでした。

 


 実は父ヨセフは、今でこそ貧しいですが先祖をたどればイスラエルの偉大なる王、ダビデの血を引く名家だったのです!

 


 そこでダビデの生地であるベツレヘムへ住民登録をするために旅路につきます。

 


 ところが、ベツレヘムの町の宿はどこも満杯でした。そんな中でマリアは産気づき、近くにあった宿屋の馬小屋で男の子を産み落とします。 

 


 これが神の子であるイエスの誕生でした。

 

 

 それから数週間後、父ヨセフと母マリアはイエスを連れてエルサレムの神殿に行きます。ここでも思いがけない出来事が待ち受けていました。

 


 その神殿に預言者がいました。幼子のイエスを一目見るなり、神の子の到来だと祝福したのです。

 


 「イエスこそ救いの神」と賛美した一方で、「この子はイスラエルの多くの人を倒したり立ち上がらせるため、反対を受ける」と、背負わされた重い宿命も予言しました。

 


 この頃からイエスは非凡な子として扱われていたのです。

 


④エジプトへ逃げる

 

 その当時、ユダヤを支配していたのはヘロデという王様でした。ヘロデ王ユダヤ人ではありません。ローマ帝国に取り入って権力を確立した人物です。

 


 ある日のこと、『東方の三博士』と呼ばれる3人の学者がお祝いのためにヘロデ王のもとを訪れます。

 


 『ユダヤ人の王が誕生する星を見たので祝福したい』と。

 


 ヘロデ王はそれを聞き、ひどく動揺します。ユダヤ人の王が誕生すれば、自分の地位が脅かされるからです。

 


 そして彼は、学者たちを言いくるめて、ユダヤ人の王となる幼子(イエス)を探し出すように依頼しました。

 

 

 その頃、父ヨセフのもとに天使からお告げがありました。

 

 

 『ヘロデ王がイエスを殺そうとしています。今すぐエジプトへ逃げて、私が良いというまでそこにいなさい。』

 

 

 ヨセフはその日のうちにマリアとイエスを連れてエジプトへ逃げました。

 

 

 しかし、学者たちは星に導かれるように、イエスのもとに辿り着いてしまいます。

 

 

 ところが、彼らはイエスを殺すどころか、高価な贈り物を捧げてイエスの誕生を祝福します。

 

 

 実は学者たちの元にも天使のお告げがあったのです。

 


ヘロデ王の元に帰るな』と。
 

 

 つまりイエスを殺したり、誘拐をするなということです。

 

 

 信仰深い学者たちは、そのお告げを信じて別の道を通って、自国へと帰ってしまいました。

 


 はたして、学者たちに騙されたと知ったヘロデ王は、怒り心頭です。ベツレヘムにいる2歳以下の男の子を1人残らず殺せと命じました。

 


 もちろん、イエスは父母とともにエジプトへ逃れていたので命拾いしました。

 

 

 やがてエジプトにいたヨセフは天使から『ヘロデ王が死んだ』とお告げを受けます。そしてイスラエルに戻り、ナザレという場所に住み着きます。

 

⑤イエスの少年期

 

 イエスが教育を受ける年齢に達すると、ヨセフは彼を教師の手に委ねます。 

 

 

 しかし、イエスは相手を次々と論破し、教師たちは彼の活発な知性に太刀打ち出来ませんでした。

 

 

 イエスが12歳の時の話です。 

 

 

 ヨセフとマリア、そしてイエスは過越祭

(すぎこしのまつり)を祝うためにエルサレムを訪れました。

 

 

 過越祭(すぎこしのまつり)とは、その昔エジプトで奴隷状態にあったユダヤの民をモーセという指導者が、神の救いの業によってエジプトから救い出したことを祝う祭です。 

 

 

 祭りが終わると、ヨセフとマリアは故郷のナザレに戻りました。2人はイエスも他の人々と一緒にあとからついて来ていると思っていましたが、一行の中にはいませんでした。

 

 

 3日間探しても見つからなかったのでエルサレムに引き返しました。

 

 

 母マリアがイエスの姿を見つけると、彼はエルサレム神殿の前で学者たちを相手に堂々と議論を戦わせていたのです。

 

 

 イエスの並外れた理解力と分別と知性を持っていることは、学者たちを驚嘆させました。

 

 

 彼の言葉は相手の注意を引くだけでなく、真実を見分ける能力や知恵をうかがえたのです。

 

 

 学者たちはイエスの非凡さを褒め称えます。

 

 

 それをよそに母マリアはイエスに「心配していたのよ‼︎」と叱責します。

 

 

 イエスは答えます。「どうして探さないといけなかったの?僕が『父の家』にいることを知らなかったの?」と。

 

 

 マリアは全く意味が分からないまま、ナザレへイエスを連れて帰りました。

 

 

 イエスがいう『父の家』とはエルサレム神殿を指していました。イエスは12歳にして、神の子としての鱗片をのぞかせていたのです。

 

 


 イエスは、好むと好まざると関わらず、激動の人生に身を置くことになりました。 

 

 

 彼の人生はこれからますます困難と希望と奇跡に満ちたものになっていきます。

 


それは次作に譲ります!お楽しみに!